ビリー・ジョエルのドゥーワップで忘れてはならないのは「ザ・ロンゲスト・タイム」です。非常に美しい名曲ですが、いま下記の動画で歌詞を確認しながら聴くと、本当に、ほんとーーにいい歌です、だよ、と(ムロツヨシの口調で)。
どうぞ。

Billy Joel - The Longest Time Lyrics - YouTube
「君に会えて良かった」でくくるにはあまりにも深い内容の歌です。単なるラブソングではない、人間と人間の出会いの素晴らしさ、いえ、別に、人間と神でも宇宙人でもイルカでも杉の木でも良いんですが。要は出会うってすげーことなんだと。(けっきょく、くくってるじゃん)
意味、時間の感覚がともに多重的で奥行きのある第一級の歌詞。 (とういことはドラえもん映画にも使えそうである)
宗教性を感じさせる曲なのは、ひとえにそのメロディのせいでしょう。
イギリスはブリストルの教会アカペラでどうぞ。

"The Longest Time" by Billy Joel- Bristol A Cappella - YouTube
こうして聴くと教会音楽、ゴスペルに近い歌なんだなあと実感します。教会旋法?とかに近いのあるのかなと捜査しましたが、素人なのでよくわかりませんでした。とにかく、後半の、
What else could I do
I'm so inspired by you
上がってから下がってくるところがとってもステンドグラスしてます。そういやステンドグラスがあるゴシック教会も、細長くって下から上がって下がる目線ですね。以上詳しくないので単なる印象です。
さらにピアノソロで聴くと、バッハですか?って感じの曲の丹精さが浮かび上がります。バッハって教会音楽出身ですものね。

Billy Joel - The Longest Time (NEW PIANO COVER W/ SHEET MUSIC ) - YouTube
この方の演奏そのものは今ひとつかと思いますが。ぜひグレン・グールドさまに録音してもらいたかった…。
以上、ドゥーワップであるビリー・ジョエルの「ザ・ロンゲスト・タイム」が、教会音楽っぽくて美しい、についてでした。
---------------
tokyocabin