
スロー・トラップのアレンジにより、最高にセクシーなバージョン。逆光の中踊るシックマンは抗いがたい魅力的な郷愁を放っている。「ミスター・シックマン、カムバーック!」
EvinEditsのYouTubeチャンネルにおいて発表された本作品により、「 ミスター・シックマン三部作」が完結となった。 これを喜ぶべきなのか? 悲しむべきなのか? まあ、どっちでもいいい。言えることは、そのギャグ動画編集センスの高さにより、同チャンネルは今後も(tokyocabinにとって)注目の的であるということだ。

2017年発表のシリーズ第1作。数あるシックマン・ミーム(短い面白動画)の中でそのずば抜けた完成度の高さはスキャンダラスと言えた。シックマンの魅力を存分に押し出した作品。特に氏から放たれる光の効果が素晴らしい。

翌年にリリースされた第2作。もしかして回を重ねるごとに曲がスローになってきたのだろうか、と今思う。この2作目は、ミディアムレアな焼き具合で個人的には一番気に入っている。出だしのテレビによるメタ化といい、(そもそもとってもメタなんだが)、編集がさらにグレードアップしている。いやにゴミの多いビーチ、雪景色、日本の風俗街など多彩なロケーションと、通過車両やトンネルでの凝った音声効果により、変化に富んでいる。傑作ミームの名を欲しいままにした作品。
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tokyocabin