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ジョジョ・ゴメス葛藤を踊る「バッド・ガイ」「バリー・ア・フレンド」(ビリー・アイリッシュ)/ Jojo Gomez Choreography "Bad Guy" "Bury a Friend" -Billie Eilish

いつも色気多めなジョジョ・ゴメスの振付ですが、ビリー・アイリッシュの「バッド・ガイ」と「バリー・ア・フレンド」のダンスは自己葛藤の表現において素晴らしかったので、ぜひご覧ください。「ぼくの芸術、食べておくれよ〜!」(by カワサキ

 目次:

ジョジョ・ゴメス振付の「バッド・ガイ」はビターな自己葛藤がある

Billie Eilish - bad guy - Dance Choreography by Jojo Gomez - YouTube
JoJo Gomez
2019/04/11に公開済み

最初に真ん中で踊っているのがジョジョ・ゴメスです。なかなかイロイロ晒しまくっていて、好感の持てるダンスです。それにしても、PLAYBOYのヒョウ柄スウェットというビリー・アイリッシュ風な着こなし、きになるわ〜。PLAYBOYだけでも十分微妙になるが、さらにヒョウ柄とういうわけであり、「だーかーらー、これは昔の意味ではなく、新しい着こなしなの!」 っということがわかってくれる人に見てもらわないと意味のないスタイルである。という意味では、いまこのカッコでなおかつ革靴などを合わせて歩くなら表参道は楽勝だが、巣鴨だと微妙になってしまうという現象を付け加えておく。

 

PLAYBOYのスウェットのコーデ

みんな、まだまだおとなしーぜ。もっとが〜んとダサさをださないと!(←お前誰?)

 

ジョジョ・ゴメス振付は「バリー・ア・フレンド」もしっくりする

Billie Eilish - bury a friend - Choreography by JoJo Gomez - YouTube
JoJo Gomez
2019/02/15に公開済み

同じくビリー・アイリッシュの「バリー・ア・フレンド」もなかなかいい感じである。ジョジョとビリーって気が合う感じがするんだよね。年齢も近いしね。ビリーのメッセージを深いレベルで汲み取っているからこそ出てくる振付だと思う。でないと、ビリーの歌って、ただの「可愛い女の子による不気味な歌」で終わってしまう。それって、実は昔からあった路線である。プロデューサーがイケてる子を”不思議ちゃん”として売り出すという伝統的な手法。ちょっと大きくなってきたら、急に”ママ・タレント”に乗り換えたりね。でも、ビリーは全部自分持ちでやってるDIYクリエイターなんで、そこに共感が集まっているのでしょう。

「バリー・ア・フレンド」の歌詞の和訳

難解ではないが、深い歌詞である。「毎日こまっちゃうぞ〜悩みがいっぱいキュートなJK♡」、などではない点に注目。ちなみにビリーは学校行ってないんだぜ!(まじクール。わたしも授業ならスタサプで十分だと本気で思っている)

ビリー・アイリッシュ「バリー・ア・フレンド」で、過去の自分を殺ろうと決意

Billie Eilish - bury a friend - YouTube
Billie Eilish
2019/01/30 に公開

目が覚めてベッドの下に猫…ではなくビリーがいたら死ぬほどこえーよな。あと、背中に注射を差しまくるショットがいいね。自分の可愛さに寄りかかってないところがとてつもなくカッコイイ。

フレンドというのは自分自身を指しているという解釈です。自分との葛藤が大きいティーンの心にグッとくる歌ですね。自分ほど厄介なもんはないわけであり。ティーンはとっくに終わったわたしもいまだに思いますよ。古い自分を葬り去らないと、新しい自分になれない。だから「フレンドを埋める」。よし、埋めよう、とこのPV観て思いました。でないと古いフレンドに結局窒息死させられてしまうから。

仏に逢うては仏を殺し。祖に逢うては祖を殺し。羅漢に逢うては羅漢を殺し。父母に逢うては父母を殺し。親眷に逢うては親眷を殺し。始めて解脱を得ん

by 臨済宗の開祖・臨済義玄(806~867)

参照先:執着を手放す禅の教え「殺仏殺祖」

実は「自分自身を埋めた」ジョジョ・ゴメス

ダンサーとしての古い自分を地中に葬り去ることで、振付師として羽ばたいたジョジョだからこそ、ビリーの葛藤の歌をここまで踊りに落とし込めたのでしょう。

 

そんなかんなで「バッド・ガイ」と「バリー・ア・フレンド」でした!

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